実家暮らし1ヶ月くらいです。
もはやカウントもしなくなりました(笑)
この実家暮らしシリーズ、もうしばし続きます。
リハビリを終えて、農業に復帰するまで気長にお待ちください。
僕は育児の合間に農業の勉強に励んでいます。
さて先日、息子の病院で「ひよこくらぶ」という雑誌をパラパラ読みました。
そこには、イク児をするメンず、ということで「イクメン」のことが書いてありました。
お風呂から寝かしつけ、オムツ交換はもちろんのこと、
あやしたり、ミルクをあげたり等の育児全般を行う男子をイクメンと言うのだとか。
今の僕はひょっとして「イクメン」なのかも!
イクメンの記事をみて、
「そうだよね〜、わかるわかる。そこが大変だよね〜」と共感出来てしまう。。
今も左手で抱っこしたまま息子を寝かせながら座椅子に座って右手のスマホでブログを書いています。
ピコピコピコ。まさに高等テクニック!
何たること。オムツ交換も無理だったずぼらな僕が今では、
「よちよち〜はいよ〜」
と、あやしながら大概のことはこなてしまう。
息子が生まれて9ヶ月、僕は自分が意外にもイクメンぽいじゃないか!と思ってきたわけです。
ま、実際普段はママの半分も育児してなかったんだけど。
今はリハビリ中で家にいるから育児できるだけだけで。
ありがたいことです。
さて、昨日はうちのおばあちゃんの誕生日でした。
84歳。すごいですよね、ピンピンしてますよ。
毎日元気に趣味の畑いじりしてます。
おばあちゃんは僕が子供の頃は呉服屋に勤めていて、いつも着物を着ている上品なおばあちゃんでした。
僕はおばあちゃんに怒られたことは一度もありません。
僕がいたずらをして親に怒られても、おばあちゃんはいつも優しく接してくれました。
僕はそんなおばあちゃんが小さい頃から大好きでした。
先日、おばあちゃんが嫁に入ったときのことを懐かしそうに話してくれました。
じいちゃんのお母さんは近所でも有名な厳しい人で、そこに嫁に入る人は苦労するぞーとまわりからは言われていたそうです。
しかし、おばあちゃんはとっても気に入られ、
「うちの嫁は最高に出来たお嫁さんで、もったいないくらいだ。」と近所の人に自慢していたそうです。
どうやって、おばあちゃんが気に入られたのかというと、
「郷に入っては郷に従え」という昔から言われている諺の教える通り、
何でも、「はい」「わかりました」「そうですね」とお姑さんの言う事を聞くことから始めたそうです。
自分ではこうしたい、こうしたほうが効率が良い、このほうが楽チン。というようなことを思っても、一切言わずに
ただ、お姑さんの言う通りに動いていたそうです。
そうしたら、お姑さんが心から信頼してくれて、今度は逆に何でも話を聞いてくれるように変わっていったそうです。
それからは、何をしても味方をしてくれたと言っていました。
ある日おばあちゃんがおじいちゃんと喧嘩をして家出をしたそうですが、
おじいちゃんはお姑さんに、
「あんなに出来た嫁はあんたにはもったいないくらいなんだから、とっとと謝っておいで!許してもらえるまで帰ってくるな!」
とこっぴどく怒られて、おばあちゃんを迎えに来たことがあったそうです(笑)
なるほどなと思いました。
僕もこれから移住したりして、新しいコミュニティーに入っていく身ですから、
おばあちゃんの教えてくれた「郷に入っては郷に従え」を実践していきたいと思います。
ありがとうございました。